フジサルの戦術メモ

サッカー,フットサルの戦術論,哲学について僕の理論を喋ります

サッカー

サッカーとフットサルの融合

フットサルというのはサッカーに比べると、コートが狭く、相手との距離もかなり近いスポーツです。そうなると、自然とコート内の使えるスペースが限られてしまい、ボールには常にプレッシャーがかかっている状態です。当然、相手のプレスにもハマりやすくな…

体の向きによって生まれる選択肢、消える選択肢

今回は体の向きがプレーに与える影響について話していこうと思います。例えば、ボールを左サイドで持つにしても、右サイドで持つにしても、体の向き一つでプレーの選択肢は変わってしまいます。先日、僕がブログ内で書いた「パスを繋ぎたければ三角形はつく…

プレスをかけることと守ることはイコールではない

ここ数か月前にDAZNに登録してからJリーグを見る機会がかなり増えました。そこでいつも個人的に思うことがあります。それは、相手チームと戦う以前に、自分たち自ら敗因をつくってしまっているケースがあまりにも多いということです。それはJリーグのリーグ…

戦術や選手の組み合わせによって選手の能力は左右される

もしも、メッシのドリブルを120%発揮させることができたら。もしも、ピルロのキックを120%発揮させることができたら。もしも、カンテの奪取能力を120%発揮させることができたら。 本当にそんなことがサッカーでは可能なのか?というのが今この記事を読んでい…

パスを繋ぎたければ三角形はつくるな

いきなりですが、すこし考えてみてほしいことがあります。あなたが考える、パスをスムーズに繋ぎながら相手を崩すし、得点を得るための手段はなにがありますか? 多くの人は「間をとる」「数的優位をつくる」「ポジションチェンジをする」と、いろいろなこと…

僕がブスケツを評価する本当の理由2

今回の記事は「僕がブスケツを評価する本当の理由」の第二章となります。もし第一章を見ていないという方がいれば「僕がブスケツを評価する本当の理由」を見ると、より一層、評価する理由が読み解けると思います。 そんな第二章で取り上げるのはこのシーンで…

ポジショナルプレーにおける質的優位を活かす方法

この記事では10月15日(日)に行われた名古屋グランパスvs湘南ベルマーレで、質的優位を活かすことについてとてもわかりやすいシーンがあったので、それを採り上げて話を進めていきます。 まず大前提として、説明しておきたいことがあります。例えば「イブラ…

なぜ多くのチームはハイプレスにハマるのか

相手チームが高い位置からプレスをかけてきたときに、おもしろいにようにスペースが埋められ、パスコースが消え、選択肢がなにもなくなるというシーンを見たことがある人は多いと思います。これには理由があって、その中には自ら自分たちを追い込んでしまっ…

日本代表の抱える守備の問題点とは?

この記事は10月10日(火)に行われたキリンチャレンジカップの日本vsハイチについての話です。日本vsハイチの結果は3-3のドロー。負けてはいませんが、内容がいいものかと言われると「はい」とは言えないような内容でした。ヴァイド・ハリルホジッチ監督に関…

スペースというのは利用することで創り出すことができる

サッカーをプレーしていたり、観戦をしていると「あそこにスペースがあれば。。。」という状況に遭遇したことがあるという人は多いのではないでしょうか?ただ、実はサッカーで、そのような状況というのは、絶対に生まれることはありません。もしそのような…

僕がブスケツを評価する本当の理由

僕が書いた「セルヒオ ブスケツに対する評価」という記事でも言ったのですが、世間とインターネット上にはブスケツに対する認識にズレがあるように僕は感じています。今まで僕はブスケツのいろいろなシーンを取り上げて解説してきましたが、今までの解説では…

セルヒオ ブスケツに対する評価

ブスケツはコアなサッカーファンやクレの方からは絶大な支持を得ている選手の一人です。現在、川崎フロンターレに所属している、あの中村憲剛選手がゴリ押しているというのも有名な話で、中村憲剛選手に関しては「現代最高のボランチ」という程の高い評価を…